2012年12月8日土曜日

美


海外の知り合いの方からのご依頼で書きました。
僕の字をタトゥーにしはりました。

分けわからん漢字をいれている外国の方たちがいまだにいらっしゃいますが、知り合いの方は理由も明確!ならばと受けたご依頼。

出来上がりを見て、初めて人の身体の一部に自分の字が残る、というこのなんだか不思議な感覚に少々とまどいました。

字に宿るチカラをこんなカタチで捉えたのも初めてでした。

本日は「美」

「美」は「羊+大」から成り立っています。「大」はここでは健康で強壮な男子のことを表しています。
また、美という漢字自体が羊だけを形どった漢字であるという説もあり、羊は神にささげられる生贄として使われていたことなどから、神にささげる際に全身が無欠の完璧なものでないといけない。何処にも欠陥のない羊を美しいとしたことから、羊と美の文字としての密接な関係性もうかがえるそうです。

現代では無欠どころか皆さんいろんな着飾り方して美を追求していますね。本来の美の意味とは違ってはいますが、美へのあくなき探究心は今に始まったことじゃないでしょうし。
あっ、美味しい、にも美って使われてますねー。料理、スポーツなどなど、いろんなとこで美が追求されてます。

歳を重ねるごとに容姿を今まで以上に気にしないと大変なのに、美人より、美心と言われたいと思うようになった今日この頃。無欠な心は若干、、、いや、、、もうだいぶ、、、絶対無理ですがね。

それでも人生の有終の美を飾りたいもんです。


2012年11月3日土曜日

冬


いやはやめっきり寒なりました。急に寒なったので、大急ぎで色付きはじめなあかんやん、冬支度しなあかんやん、ってボヤキが自然界から聴こえてきそうなぐらい。


冬が苦手は僕は、とりあえず早くも靴下2枚にヒートテック着込んでます!


本日は秋通り越してしまったんで、「冬」

冬は、「日+夂」から成り立っています。「夂」は「終」という字の原字で、「終」は、糸の最後の結び目の部分のカタチを表しているそうです。

後に、冬の季節は氷の季節という意識が強くなって、「夂+氷」から現在の「冬」になったそうです。


苦手なだけで、冬は冬で素敵な景色やイベントがありますねー!クリスマス、イルミネーション、スキースノボー、温泉でほっこり、お鍋、忘年会、コタツでざこ寝、コタツで蜜柑。。。。やっぱ寒いのが苦手なだけかも。
どんどん楽しい事出てくる~笑

嫌な日や、疲れたーって時も一緒で、次にしたい楽しい事考えたらいいんやな~

冬は終わり、って意味だけでなく、次につながる大事な季節やね。












2012年10月13日土曜日

道


すっかり秋です!

地面に限りなく近づけて撮ってみました。これは虫さんたちが見てる景色。途方もないぐらい果てしない道。でも僕らが歩けば一瞬。

それぞれにとっての道の長さはそれぞれ違う。長さも、太さも。
歩いてる時は長く感じる事もあるし、短く感じる事もある。

本日は「道」。

道は、「しんにょう+首」から成り立ちます。この、しんにょうは、行く、の意味をもち、首が行く、通る、という意味に。

そうなんです。実はこの漢字はちょっぴり怖い漢字なんです。

古代中国では、自分の領地を塀で取り囲み、そこから外へ抜ける道には敵の首を埋めて、攻め込まれないように「まじない」をしたとする説。

または、敵から討ち取った生首をちょうちんのようにぶら下げ、「まじない」がわりにして外に通じる道を進んだとする説。などがあります。

いずれの説もまじないがわりに使ったことが道の漢字の成り立ちに含まれています。

日本でこのような意味として使われてきたわけではないでしょうが、けっこうおっかない漢字なんですよ。

街中に溢れている「道」。人生というなの「道」。どの道を進もうが選ぼうが、どうせ進まなあかんのなら、行けるとこまで行ってみよー!


どんな道なのかわからず進む。足並みはもちろん遅くなる。それが当たり前。


どんな道かわかって進む。それは何度も歩いた道。勢いよく歩く。それは自信。


なんか詩っぽくなっちゃいましたが、、、どんなカタチであれ、一歩一歩あるいていくしかないんだと思います。

2012年9月9日日曜日

実


近所ではすでにこんな光景がみられるように。まだまだ日中は暑さ厳しいですが、嵐山付近は朝晩心地よい風が吹くようになりました。


実りの秋が近づいてる、って感じです。

本日は「実」


実の旧字は實。
「宀+貫」から成り立っています。


更にくだいていくと、
宀(やね)+周(いっぱい)+貝(たから)。家の中に財宝をいっぱい満たすという意味になるんです。


日本人にとってお米は宝。実りの秋を連想させる稲穂の大群は、実らなければ、生活は満たされなくなります。そう思うととっても大切な文字に感じます。

食欲の秋、芸術の秋、、、と言いますが、僕は正直一年中な気がします。笑

2012年9月1日土曜日

懐


コレ、コレ、このパン!


懐かしすぎてほんまにテンション上がりました!
昔よく食べてたパンを地元で発見!


誰か関西でも売ってるとこ知ってたら教えて下さい!


本日は「懐」
心+ 褱(かい)から成り立ちます。


褱には、涙を衣で囲んで隠すという意味があります。ですので懐には、胸中やふところに入れて囲む、中に囲んで大切に暖める気持ち、という意味になります。


なつかしいと読みますが、ふところ、とも読むのは、そういった意味合いからでもあるんです。


意味的には涙、とありますが、それが記憶や想い出でもあり、それらを心の中にしまっていて、ふとした瞬間に空いてしまった時に、人は懐かしむんではないでしょうか。


って、僕はパンで、あの頃のいろんな想い出もちょっぴり出てきましたけど。もちろん、記憶や想い出は脳のシナプスに、、、なんて知ってはいますが、懐かしむ時は、字のとおり、心で感じるように、たまには空けてみるのもいいもんですね。