2012年9月9日日曜日

実


近所ではすでにこんな光景がみられるように。まだまだ日中は暑さ厳しいですが、嵐山付近は朝晩心地よい風が吹くようになりました。


実りの秋が近づいてる、って感じです。

本日は「実」


実の旧字は實。
「宀+貫」から成り立っています。


更にくだいていくと、
宀(やね)+周(いっぱい)+貝(たから)。家の中に財宝をいっぱい満たすという意味になるんです。


日本人にとってお米は宝。実りの秋を連想させる稲穂の大群は、実らなければ、生活は満たされなくなります。そう思うととっても大切な文字に感じます。

食欲の秋、芸術の秋、、、と言いますが、僕は正直一年中な気がします。笑

2012年9月1日土曜日

懐


コレ、コレ、このパン!


懐かしすぎてほんまにテンション上がりました!
昔よく食べてたパンを地元で発見!


誰か関西でも売ってるとこ知ってたら教えて下さい!


本日は「懐」
心+ 褱(かい)から成り立ちます。


褱には、涙を衣で囲んで隠すという意味があります。ですので懐には、胸中やふところに入れて囲む、中に囲んで大切に暖める気持ち、という意味になります。


なつかしいと読みますが、ふところ、とも読むのは、そういった意味合いからでもあるんです。


意味的には涙、とありますが、それが記憶や想い出でもあり、それらを心の中にしまっていて、ふとした瞬間に空いてしまった時に、人は懐かしむんではないでしょうか。


って、僕はパンで、あの頃のいろんな想い出もちょっぴり出てきましたけど。もちろん、記憶や想い出は脳のシナプスに、、、なんて知ってはいますが、懐かしむ時は、字のとおり、心で感じるように、たまには空けてみるのもいいもんですね。

2012年6月16日土曜日

老

お気に入りの一枚!
友達の子で、父ちゃんの後をついて行きながら。。。


聞いたら、おじいさんの真似やってさ。


本日は「老」


こんな可愛らしいショットなのに、老いる、って。


でも、このショットはまんま「老」を表しているんです!


「老」は、腰を曲げて杖をついて老人のカタチから出来た文字。単純で実に分かりやすい文字でした。


何をもって老人を表すか分かりませんが、ちっちゃい子がおじいちゃん、おばあちゃんといえばコレ!
とか、お星様といえば、、、みたいに、先人たちが純粋な目でソレらを捉え、カタチに表したものが文字となっていったのもまた事実。


「老」という字が使われる熟語はたいがいマイナス要素が含まれます。老いるということは、古くなる、ダメになる、という意味を連想させるため。


しかし、こんな熟語も!
「老識 ろうしき」


経験を積んだ優れた見識という意味。


たとえ若い人であっても経験豊富ならこの言葉を使えます。歳ばっかりくうだけでなく、まだまだいろんな事を吸収していきたいもんです!

2012年6月7日木曜日

色

最近お友達からいただいた!これ、マーブルチョコのニコちゃんversion!


お友達さん、よう分かってらっしゃる。ほんま、食べ始めたら止まりまへん!見た目どおり、ニコニコしながら食べたぜー!


本日は「色」


色は、こんな風にカラフルに付加価値を付け、目を楽しませてくれたり、カラーセラピーなるもんもあり、実はいろいろと奥が深いものです。


が、文字としても、意外に知られてない事も。


「色」は、「人+巴」から成り立っています。「巴」は、ひざまずく人のカタチを表した文字。「人」は、片仮名の「ク」になっているのは、人がくねっている様を表しているからだそうです。


人がひざまずいている上に、「人」がくねくね、、、って。。。


そう、となれば。。。


この時間帯にアップしたので許して下さい。そうなんです。男女のアレ、を表している文字なんです!


そのアレは、美しい表現の方がいいのでは、ってことで、美しい姿、カタチを「容色」として用いたことがきっかけとなり、のちに、現在の色=カラーの意味が主になったと言われています。


色が卑猥な文字に見えてきた貴方は変態!笑
色は、まさに色とりどりで美しい意味だったんです。


素敵なスマイルの詰め合わせ画だったのに、、、いやいや、お友達からの愛情と感謝、ストレートで伝わりました!ありがとう。

2012年5月12日土曜日

鯉

京都ではあまり見られなかった光景。鯉のぼり。


うちの実家のそばを通る川には、幼い頃から当たり前のように鯉が泳いでた。


本日は「鯉」


鯉は「魚+里」
この場合の里は、すじ、という意味を含め、ウロコのすじがハッキリ見える魚という意味がある。


そもそも『鯉』という字は、日本であみ出された漢字ではなく、中国から渡ってきた漢字なのだそうです。魚へんに、里と書いて「コイ」と読む訳ですが、これは「里」=「集落」と密接な関係にある魚という意味合いになります。


つまり、大昔は水道が整備されていなかったので、人が生活している村の近所には飲み水に使用できる川が流れており、その里に近い場所に生息している魚、ということで『鯉』という字は作られたようです。


鯛は海の王者だから「大位」=「タイ」。
鯉は川の王者だから「小位」=「コイ」と呼ばれるというお話がありますが、もともとの発音は「コイ」ではなく「コヒ」。


「タイ」は「タヒ」と発音されていたので、この話は、「イ」という発音になってから誰かが考えたお話かも。。。


故郷を離れると、今まで当たり前だと思っていた事に妙に新鮮さを感じる。


きっとそこに住んでいたら見えているはずなのに、見えなくなっているモノがたくさんあるんやろうなー。


今回は実家の萩でいつもよりのんびりできたおかけで、そういった景色に気付くことが多かった。


時は流れて、確実に流れ。。。


でも、幼い頃に見た鯉は今も悠々と、水と空の中を泳いでる。何ひとつ変わらず。